企業名 | 株式会社FTS九州 |
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本社 | 大分県宇佐市大字猿渡字糸口1120番地の19 |
立地場所住所 | 福岡工場:福岡県宮若市鶴田1896番地 |
電話番号 | 本社:0978-25-4490 福岡工場:0949-35-2233 |
設立 | 2015年1月15日 |
代表者 | 取締役社長 岡田 久稔 |
従業員数 | 120名 |
当社は、クルマのパッケージや安全、操縦安定性、居住性、意匠、空力(燃費)に影響を与える重要保安部品である燃料タンクや電池ケースなどのプラットフォーム製品の開発、生産、販売を一貫して行う「株式会社FTS」の九州拠点で、2015年にダイハツ九州様向け樹脂製燃料タンクの生産のため「シンプル・スリム・コンパクトなモノづくりと事業運営」をコンセプトに、超短期立上げや小型成形機の導入などを行い、ダイハツ九州様の近接地である大分県宇佐市で創業しました。
その後、トヨタ自動車九州様より受注、2018年から「レクサスUX」の樹脂製燃料タンクの生産・納入、2020年4月に、お客様のより近接地でタイムリーに「お客様のクルマの生産に合わせた順序で生産、順序での納入」を目的とした「シンプル・スリム・コンパクト+フレキシブル」をコンセプトに、福岡県宮若市に福岡工場を設立しました。
約20名でスタートした当社は、現在、大分工場と福岡工場合わせて約120名、2022年秋に福岡工場もフル稼働となり、150名体制となる計画です。
福岡工場は、7番目のFTS国内拠点であり、FTS最新のモノづくりを具現化した工場で、トヨタ自動車九州様の「世界中のお客様に最高品質のクルマをお届けする」という想いに相応しい工場を目指し、皆様に信頼いただけるよう精進を重ねてまいります。
当社の主力商品である燃料タンクや電池ケースはサイズが大きいため、お客様の近くで生産・供給することが理想ですが、工場建設には、まとまった受注が必要となります。トヨタ自動車九州様から大分工場での実績、特に品質と競争力が評価され、レクサス向け燃料タンクの受注により、福岡県進出を決めました。
福岡県北部エリアは、自動車関連企業が多数進出し、高速道路や空港、港湾が近く、交通の利便性が高いです。当社もアクセス性、お客様との立地関係などを考慮し、宮若市に工場を建設しました。
また、福岡県は、企業が進出する際の幅広い支援メニューを揃えていることにも大きな魅力を感じました。福岡工場を建設する際、当社を「グリーンアジア国際戦略総合特区」の指定法人として指定いただき、設備投資支援や固定資産税の課税免除など金融面のサポートも受け、福岡進出を実現できました。
中途採用社員の質が良く、離職率も低いことです。交通の便が良く、渋滞も少ないため、通勤圏が他県に比べて広範囲なことも優秀な人材を確保しやすい利点と思います。
また、他県に比べて物価も安く、自然に囲まれ、海の幸や山の幸が豊富であるという点にも魅力を感じます。
自動車業界を取り巻く環境は急激に変化しており、未だかつて経験したことがない波の中にいると言っても過言ではなく、今後も変化していく環境とニーズにスピーディーに対応していく必要があります。
FTSグループでは、近年、燃料タンクの開発・生産で培った高い技術を応用し、電動車で使用される電池ケースの生産を開始しました。
当社は、樹脂製燃料タンクをお客様に供給させていただいておりますが、常に先を読み、世の中の環境や社会、お客様のニーズや価値を正しく把握し、本当に良い商品やサービスをお届けできるエネルギーシステムサプライヤーを目指していきます。
当社独自の技術により、樹脂製燃料タンクの「強度を確保しながら軽量化」を実現したことでCO2排出量削減に寄与しています。加えて、昨年、工場に太陽光パネルを設置し、ピークカットにより電力消費量も削減しています。
また、従業員の増加に伴い、福利厚生の充実も図っており、例えば、昼食の1食170円での提供や社員の自己啓発のための通信教育の費用補助などを会社全体でサポートしています。今後も当社で働いていて良かったと思える制度を積極的に導入していく考えです。
最後に、FTSグループは「FTSポリシー」として、「社員の幸福」「社会の信頼」「絶え間ない進化」を掲げており、この実現に向け、福岡県及び宮若市の経済、社会、産業の発展に貢献してまいります。
『明るく、元気で、前向きな職場』を合言葉に、地元福岡のメンバーと共に地域に根差した事業運営を目指しますので、これからもよろしくお願いいたします。