本県は多くのクリエーター、デザイナー等の人材を輩出するとともに、生産性が高く、迅速な開発を行うのに適したプログラミング言語であるRubyの技術者を豊富に有しています。
このようなポテンシャルを活かし、コンテンツ産業およびRuby、mruby(軽量Ruby)を核としたソフトウェア産業の一体的な振興を図っています。
また、本県には、ブロックチェーン技術の研究をリードする九州工業大学や近畿大学、サービスの研究・開発を行う企業・エンジニアが多数集積しています。こうした強みを生かし、産学官による研究会の発足のほか、技術者を養成するワークショップの開催や県内企業が行う関連製品・サービスの開発や普及展開を支援し、今後実用化や活用が期待されるブロックチェーン分野への県内IT企業の参入と関連企業の集積を目指します。
設 立 |
2012(H24)年7月 |
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会員数 | 849企業・団体(2023年9月末現在) |
会 長 |
まつもとゆきひろ(Ruby開発者) |
顧 問 | 日本マイクロソフト㈱、グリー㈱、㈱カカクコム、㈱ディー・エル・イー等 |
有機ELは、電圧をかけると自ら発光する素材で、製品の薄型化や消費電力の抑制が可能であり、ディスプレイや照明、太陽電池等の分野で今後成長が期待されています。
現在の有機EL材料は、希少金属(イリジウム)を使用しているため、非常に高価であり、しかも材料の基本特許はアメリカの企業が独占していることから、高額なライセンス料がかかっています。
九州大学の安達千波矢教授が開発した「原料に希少金属を使用しない世界最高の発光効率を有する有機EL素材」は基本特許を九州大学が保有しており、希少金属を使用せず安価であることから、世界中から期待が寄せられています。
本県では、この九州大学の世界最先端の研究シーズを活かして、実用化・産業化を図るため、2013(H25)年4月に有機光エレクトロニクス実用化開発センターを開所しました。この施設を核として、有機EL関連企業の育成・集積を図り、一大開発拠点となることを目指しています。
事業化につながるサイズの基板を用いた世界最高性能のデバイス製作が可能な試作ライン及び評価機器により、企業ニーズと最先端研究シーズをマッチングし、実用化を促進します。
地域経済にとって、創造的な事業活動を展開する中小・ベンチャー企業の育成は、極めて重要な課題です。将来の産業をリードする可能性のあるベンチャー企業を育成することにより、雇用の増大、地域経済の活性化や次世代を担う経済人の育成が期待できます。
本県では、中小・ベンチャー企業を支援すべく、1999(H11)年に「フクオカベンチャーマーケット協会」を設立、2015(H27)年8月には海外展開機能を付加し、「福岡県ベンチャービジネス支援協議会」と名称を新たに、創業から海外展開までを一貫して支援しています。
※既存企業からの分社化による新会社、子会社等も対象とします。
※公序良俗に反するもの等、ビジネスプランの発表をお断りする場合があります。
設立 | 1999(H11)年11月 |
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会員 | VC、銀行、商社、大手メーカー等 268社・団体(2023年8月現在) |
会長 副会長 |
貫 正義(九州電力(株) 相談役) 杉山 剛(野村證券(株) 営業部門統括専務/執行役員) 大久保孝一(有限責任監査法人トーマツ 包括代表) 大橋 義則(大和証券(株) 執行役員) 久保田 等(西日本鉄道(株) 執行役員) |
事務局 |
福岡県商工部新事業支援課 |