企業名 | ローム・アポロ株式会社 |
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本社 | 福岡県八女郡広川町大字日吉1164番地の2 |
立地場所住所 | 筑後工場:福岡県筑後市大字上北島883 |
電話番号 | 本社:0943-32-3000 筑後工場:0942-54-1832 |
設立 | 1969年11月6日 |
代表者 | 代表取締役社長 辻󠄀 辰雄 |
従業員数 | 678名(2021年3月31日現在) |
当社は、ロームグループの一員として、TR、LSI、SiCなどの半導体製品の製造を行っています。ロームの製品を採用して頂いているアプリケーションは様々で、スマートフォンや冷蔵庫といった家電製品、医療機器、発電システムなどの大型機器、ハイブリット車や電気自動車等の車載部品にも採用頂いております。
ロームグループの生産の特徴として、シリコン、SiC共に、原材料から最終製品が完成するまで、垂直統合ラインとして一貫生産体制を敷いております。この筑後工場ではインゴット引上げから回路パターンの形成、電気特性検査まで担当しております。2020年12月には新棟竣工し、新棟ではSiCパワーデバイスの製造を行っていきます。
創業者の牧之内繁男が目にした新聞広告が創業へと繋がります。その広告は、東洋電具製作所 (現:ローム株式会社)が地方に電子部品メーカーを設立する為に経営者を求めるものでした。その後、百数十社の応募の中から幸運にも候補に選ばれ、会社設立が決定しました。
第一号製品(炭素被膜固定抵抗器)生産時より品質に対して高い意識をもち、品質管理を徹底していた姿勢が東洋電具製作所(現:ローム株式会社)に認められ、信頼を得たことでディスクリート・トランジスタ製品の事業拡大に繋がっていきました。
2007年からSiCの開発プロセスを開始し、2010年に製品化が成功して以降、SiCパワーデバイスの量産を開始することに成功しました。その後、SiCパワーデバイスの中長期的な需要増加に対応できる生産体制を構築するため、2020年12月に新棟を竣工しました。
福岡県をはじめ、九州には半導体産業のサプライヤーや関連企業が多く、また、高速道路や空港などの交通インフラが充実し、加えて、半導体工場に必要な地下水が豊富であることです。
サステナブルな社会の実現に向け、パワー半導体で大きな期待を集めているのが「SiCパワーデバイス」 です。 SiCパワーデバイスの優れた点は、電力変換の高効率化にあります。 また、小型軽量化も特徴の一つです。 デバイス自体の小型化に加え、高速動作の特性や、高温動作にも強く、バッテリーや冷却装置などの周辺部品やシステム全体の小型化も可能にします。
SiCパワーデバイスは、再生可能エネルギーや産業設備、インフラなど、様々な分野へ需要が拡大しており、多くの自動車でインバータや充電器などに採用されています。
ロームはSiCの先駆者として、さらなる躍進を遂げ社会に貢献していきます。
当社新棟ではBCP(事業継続計画)対策として以下の点に力を入れています。
このほか、人材確保の観点から、福利厚生の充実を図るため、職員向けの食堂や多目的ホールなどの機能を有した厚生棟の建設を行っています。