福岡県では、産学官からなる「福岡県航空機産業振興会議」を平成22年に設立し、「航空機関連企業の誘致」と「県内企業の参入促進」に取り組んでいます。
7月11日、北九州市で本振興会議の令和4年度総会・講演会を開催しました。
開会にあたり、江口副知事は、「福岡県の施策を大いに活用いただき、本県と我が国の航空機産業の一翼を担う地域とすることを目指していきたい。」と挨拶しました。
(写真)江口副知事
総会では、航空機産業への参入に挑む企業グループ「FAIN(福岡県航空機産業研究会)」(平成30年7月発足)の参入に向けたこれまでの取組を力強く発表しました。
FAIN会長である株式会社中島ターレットの代表取締役 中嶋英二郎氏は、「技術力を持った様々な業種の企業で構成されているFAINの強みを活かし、航空機産業参入を目指します。」と挨拶されました。
また、県内企業を支援するため、県工業技術センターに設置している「航空機産業技術支援グループ」の取組について紹介しました。
(写真)株式会社中島ターレット 代表取締役 中嶋 英二郎氏
講演会では、三菱重工航空エンジン株式会社の原田亮様、ASK(エアロ・サプライチェーン・コーディネーティング)の川合勝義様から、航空機産業に関する貴重なご講演を賜りました。
○講演会
・「三菱重工航空エンジン長崎工場の現況と今後のサプライチェーン構想」
講師:三菱重工航空エンジン株式会社 長崎製造部長 兼 長崎工場長 原田 亮様
(写真)三菱重工航空エンジン株式会社 長崎製造部長 兼 長崎工場長 原田 亮様
・「航空機産業、これからどうなる」
講師:ASK(エアロ・サプライチェーン・コーディネーティング) 代表 川合 勝義様
(写真)ASK(エアロ・サプライチェーン・コーディネーティング) 代表 川合 勝義様